今日が最後の日みたいに生きる、毎日、デンマークで。

デンマークでの学生生活の日々の記録。

元気でた

最近将来が不安で落ち込み気味だったので、週末は元気になれる映画を選んだ。
やりがいのある仕事にめぐりあって、それが誰かに喜んでもらえることだったら、夜遅くまで働くのも平気に感じるあのハイな状態、いいなーと思った。
気分がスカッとしたし、前向きになれる映画。
そうだよなー、体裁とか気にせずぶつかっていくことって時には大切だよなー。
今の自分に当てはまる。勇気が出た。

あとは母と2時間しゃべってそれも元気がでた。
自分の決断とか夢について後押ししてくれるのが本当にありがたい。
ある意味、日本に帰らないってことをそんなに明るく応援してくれると思っていなかった。
身内が反対したり、乗り気じゃないって、ピンチの時に底力が湧いて来ない気がするから、この状況をありがたく思う。

それから雪が積もった森の中をランニング。
足を取られてキツかったけど、だんだんハイになってすごく気持ちがよかった。
日本じゃこの自然の中を走ることなんて、日常では無理。
自分が野生動物になった気分。
木の間から陽が差し込むのが綺麗で見とれた。
湿気があるせいか、晴れている中でも霧がかって見える。
日向の雪は、ものすごくキラキラしててそれもずっと見ていたかった。
銀世界に金色の夕日。
自然の景色が一番心を動かす。森に来ると毎回思う。

雪を食べたらおいしかった。無味!
記憶にある雪の味は、実家でさえすでに排気ガスの味がしたのに。
デンマークの雪はおいしいんだ。

犬の散歩をしてるおばあさんに挨拶すると、デンマーク語でたくさん何か言っている。
『すいません、わからないんですが』と言うと、みんな大抵英語で話してくれるんだけど、おばあさんはもう一回同じことをデンマーク語で言ってくれた。。。
健康・いいひと・走る・運転という単語だけしかわからず。
文脈無視で『白くて雪みたいなきれいな犬ですね』と言うと『そう、雪が大好きなのよ。』と返してくれた。
まだまだだなーとへこんだけど、おばあさんの温かさのおかげで可笑しく思えた。

悩んでてもしょうがない、やれることをどんどんやってもし時間があまったら泣き言を言おう。

リフレッシュしてまた明日から頑張れそう。