今日が最後の日みたいに生きる、毎日、デンマークで。

デンマークでの学生生活の日々の記録。

幸せな国で幸せな瞬間

幼稚園がお引越しをした。
文字通り“森の幼稚園”になった。
新しい建物は建築中のため、インディアンみたいな大きなテントを張って雨天に備えている。
ワイルド。
青空の下で絵本を読んだり、否が応でも自然と触れ合わずにはいられない。素晴らしい環境。
私もこんな幼稚園に子供を入れてみたいな。

4歳児のグループに合流した日、その日誕生日の男の子がいて、みんなでお祝いした。
その子のお母さんが人数分のパンとマフィンを焼いて、持って来てくれた。
お母さんも一緒にお祝いに同席して、その子の嬉しそうなこと!
お母さんの嬉しそうな顔を見ていたら、私までこみ上げるものがあった。
生まれてから4歳の誕生日を迎えるまで大きくなったって、小さく奇跡だよな。。。
尊い。

私が幸せを感じるのが、子供がおもむろに私の膝によじ登って来て座ったり、駆けよって来て抱きついたりする瞬間。
僕のお母さん!私のお母さん!とか取り合いなんかされちゃったりして、心底幸せ。
実際にお母さんが迎えに来た時の彼らの寝返り方と言ったら、あからさま過ぎて笑ってしまうけど、まあそれは当たり前。

お母さんかあ。
4歳の子供がいておかしくない年齢。むしろ、いる方が平均的だよなあ、としみじみしてしまう。

3歳の女の子と手をつないで歩きながら、その小ささにまたじーんとした。

子供達の表情とか、私に向かって発した言葉とかも、全部覚えておきたい、本当に!