今日が最後の日みたいに生きる、毎日、デンマークで。

デンマークでの学生生活の日々の記録。

断食してみた

最近、食べても食べてもお腹いっぱいにならないし、マラソンまで2ヶ月を切り、是非とも身体を軽くしたいと思い、断食を決行した。学校がイースターで5日間休みなのを利用。
準備期に1日、本断食3日を終えて、今は回復期の2日目。
3.5kg痩せることが出来た!

水分だけの絶食は無理と思ったので、ヨーグルトを食べるプチ断食。
本断食の1日目と2日目は、倦怠感があり頭がずーんと重くて、『よしよし、これが好転反応か、デトックスされてるってことね!』と思って乗り越える。断食中は意識がクリアになって、いいアイディアが浮かぶ、とかネットでみたけど、頭痛くてそれどころじゃなかった。2日で映画3本観た。
本断食3日目、お腹が空きすぎて辛い。ネットでは“3日目からは空腹感もなくなる”とか結構書いてあったのに。食べ物のブログをひたすらみる。でも、お腹は空いてて食べたいんだけど、いざ食べろと言われたら身体が受け付けないだろう、そんな感じ。廊下を歩く時はふーらふらする。夜はお腹がへこみ過ぎて苦しくてなかなか寝付けない。多分塩分が足りないのか、すごくお味噌汁を飲みたい衝動にかられるも、断食と並行して3日間の塩抜きもやって、むくみを取ろうと思っていたので我慢。これ、好きでやってるからいいけど、もし食べ物が食べられない環境にいて、次はいつ食べられるかわからないとしたら、ものすごく恐怖だと思う。でもそういう人たちが世界にはたくさんいる、そんなことを考えたり。

朝!空腹感はなし。ヨーグルトを食べ、今日はいよいよごはんが食べられる!と待ちきれなくなる。昼にインスタントの雑炊を食べた。そのおいしさと言ったら。。。目を閉じて味わってしまった。出汁の味とか、お米が噛めば噛むほど甘かったり、なんだこれはーーーーーー!インスタント食品でこんなに悶えてる自分が虚しい気もしたが、それだけおいしかった。こんなにおいしく食べられるなら、あの辛かった3日間なんて、と思えた。永遠に味わい続けたかった。それでもマグカップ一杯で満腹に。

断食で味覚をリセットして、食事をちゃんと味わえるように、それと適度な量でお腹いっぱいになるようにと思って挑戦したけど、これは成功したと思う。
回復期入ったら、少しずつ体重増えちゃうかなーと思ってたけど、今朝は辛うじて100g減ってた!フルーツを食べてみたけど、オレンジが甘すぎるくらい。
一週間回復期を取って、リバウンドすることなく、出来たらもう少し体重を落としたい。

ただ、かなり筋肉が落ちた。今日、一時間半散歩をしたけど、ちょっと走ったら身体は軽いのに脚がとても重かった。
食べることって生きるために大切なんだ、とあたりまえのことを考える。だけど、ごはんを食べられることは、あたりまえのことじゃないんだよな。感謝する気持ちを思い出すことができた。