今日が最後の日みたいに生きる、毎日、デンマークで。

デンマークでの学生生活の日々の記録。

初デンマーク戦

というか、 トレイルランレースデビュー!
直前まで、ハーフにするか、11.4kmにするか迷っていて、『楽に完走できる方を選んで何の意味があるの?』という自問自答をするも、起伏が以下の様だったため、尻込み。11.4kmにした。
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海外だし、緊張。会場のアナウンスがデンマーク語だ。
デンマークで一番美しい景色のマラソン大会!』って言ってた。
11.4kmとはいえども、強そうな人たち…。
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スタートして、後ろの方をついていく。

Bjerg!(山じゃん!)

山の小道、しかも登りを走っていく。
小学校低学年の山登り遠足レベル。
これ、ハーフにしたら死んでたなと早くも心が折れそうになるも、ぜーったい歩かないと決めた。
いつも山走ってるし、300mくらいのだるーい上り坂も止まらないで走ってるし!と自分に言い聞かせた。
一度だけ経験した高尾山のトレランで、先生が『下りで休むんです。』と言ってたのがかなり役立った。
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こういう砂利道とか、砂の道、森の小道を抜けるルート。
森の中を走るのはやっぱりとても気持ちがいい。癒されながら、『森からエネルギーをもらえるって考えが東洋独特(フランス人談)なら、あたしだけ今めっちゃ得してる。』って思う。上り坂以外気持ち良く走れたし、楽しめた。
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(↑大会HPから)
民家の前には見てる人がちらほらいるんだけど、応援とかなし。日本はどんな大会でも沿道の声援というのがあって、少し日本っていいなと気づけた。
ゴール間際、“fantastisk løbet”てアナウンスにちょっぴり感動。
トレランの割にタイムもよくて満足。でもこれはハーフですらないんだから、コペンハーゲンマラソンのためにもっと走らなきゃ。
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給水とゴールには水とこの赤色の液体。イチゴのシロップを薄めた感じのジュース。
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そして洋梨とリンゴがあるとこが外国だな〜。
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あのコースを42km走った人がいるなんて、ゴールシーンみただけでじーんとした。
帰り、バスの運転手さんが、『走ったの?すごいね!』みたいなことを言ってくれた。(はず。デンマーク語だったから不確か…。)
今日思ったのは、どこに基準を置くかで人って伸びていけるのかも、ってこと。
駒沢公園走ってただけじゃ、今日たぶん歩いちゃったと思う。でも、最近森を走って、坂道も走って、それが普通になった。
語学とか自分の生き方とかも、高いところに基準を置いて、最初はきつくてもいつのまにかそれが普通になって、気づいたら前の自分より全然良くなってる、という感じでやっていけたらな。