ヨーロッパ旅行 8日目
今日は陽が射してる分、少しあったかい気がする。
そして黄金の小路という、カラフルな家が並ぶ場所へ。
ヴァーツラフ広場とステート劇場を見る。
今日は見落としてるところを見て回る日。
やっぱりこのティーン教会が好きだな。
なんだ、今日も寒い。
ヒートテック2枚重ねでもだめ。
ホッカイロが必要だった。
3日連続で橋を渡っている。
思うのは、プラハは2泊3日でよかったんじゃないかってこと。
ゆっくりできたからこれはこれで良かったけど、毎日同じことしてる気が。
なんか今日人多いなーって思うと、土曜日だった。
曜日の感覚をすっかり喪失。
銅像が城を指差してるみたいで面白く撮れた写真。
同じ坂を上ってお城へ。
いやになるくらい寒い。何かを彷彿とさせる寒さだと思うと、スキー場だ。。。
お城の中には、教会や宝物館、美術館があって、施設内にはチケットを買わないと入れない。
私はチケットBを購入。これで大聖堂、教会、王宮に入れる。
メインイベントの大聖堂は人が多かったので、後回し。
1000年前からあるという石の教会、聖イジー教会へ。
天井が木の板張りでめずらしい。
人は多いけど、外じゃないとこにいられるだけでうれしい。
こういう木で出来た像すき。
カフカも住んでたこの家は、今はお土産やさんに。
ここで、寒すぎて近くのカフェに逃げ込む。
観光客向けで高いし、今日はしょうゆ味の何かを食べると決めていたのに、限界に達したから断念。
パニーニを食べるけど、ものすごく不本意である。
旅でそんな普通のものを、しかも妥協で食べるなんて!
熱分を補給後、お城から街を見下ろすスポットで写真を撮っていると、女の子に写真を撮ってと頼まれた。
そして私も撮ってもらう。久々に自分も写れてうれしい。
台湾から来た子で、私に食い気味に『日本でしょ?』と聞いてきてうれしかった。
握手してお礼して、そんな小さいけどいい感じの交流でうれしくなる。
そして、『私寂しかったのかな』と思う。
自分が一人であること意識もしないし、自由に動き回れるからとっても楽。
でも寂しかったのかな、ひとと話してこんなにうれしいなんて。
プラスに捉えれば、ひとと心を通わすことのありがたみを感じるようになる。
かたくなに目をそらす衛兵。
それから大聖堂を見ようと戻ると、なんと終了していた。
心底悔やまれる。
なぜ先に見なかった。
なぜカフェであんなにゆっくりしていた。
なぜ朝一でH&Mで買物なんかした。(そう、していた。)
なぜ!
明日は日曜だから開くか微妙。
3日もあって、なぜメインイベントともいえることを終えていないのか。
悔やまれる。だってもうプラハに来るかわかんないのに。
落ち込む。
少しでもいいことをと思って、幸運が訪れる銅像をさする。
本当に、優先順位って大事、と痛感した。
代替でティーン教会の中に入るけど、大聖堂で見れなかったものばかりが頭をかすめる。
優先順位。これを大切にして旅を続けて行こうと胸に刻む。
帰ってホテルのフロントで聞いてみると、ネットで調べてくれた。
明日も開いてて、今日買ったチケットも使えるらしい。
う、れ、し、い。
部屋にはスヴァンスカがいた。
また、飲んでる!
すごい空き瓶の量。けど酔ってないんだよな。すごい腎臓持ってる。
これまでの旅行の写真とか見せてもらう。
家族の話とか仕事の話とか。
本当にスウェーデン来る時は連絡してよ、必ず!と言ってくれた。
明日お別れなの寂しい。
知り合えてうれしいけど、別れる喪失感を考えると親しくならなきゃよかったとか珍しく思う。
ごはん食べに行くの誘ってくれて、『邪魔したくない。ごはんの後ストリップクラブに行くんでしょ?』と冗談でいうと、スルーされたから『ほんとにいくの?』って聞くと本当だった。うける。
結果、ごはんだけ一緒に行かしてもらうことにした。
タトゥーとか入ってる普通の若者なのに、めちゃくちゃオープンマインド。感謝。
ごはんもご馳走してくれて、タクシーで送ってくれた。
めちゃくちゃ楽しいことが起こる=旅行の最終日、っていう方則が成り立ついつも、私の旅行。
プラハでは最後の夜。
旅は続く。
かかった費用
トラム:24ckz
H&M:999czk
プラハ城チケット:250czk
カフェ:174czk*チップ代
ティーン教会入場:20czk